病理学、医学部に入ってから使った教科書+α
正常構造・機能を学ぶにあたってのボスが解剖学なら、臨床科目に入る前の、病気の基礎の部分を学ぶにあたってのボスが病理学。
これもかなり重ための科目でした。病理のコアは、病気とは何がどうなってる状態かっていうストーリーの部分と、画像の二つです。
画像・・・スケッチ・・・うっ、頭が・・・。
病理のスケッチ。顕微鏡で見たものをスケッチするんですが、コツをつかまないとものすごく時間がかかります。
絵の上手下手は関係ないとか言われるんですけど、下手な人間はコツをつかむのも下手なわけです。でもやらないといけない。がんばろう。
教科書の前に、おすすめサイトを紹介しておきます。
日本病理学会が学生向けに作っている、画像のサイト。画像によっては、見るべきポイントはここ、というガイドがついていてとても親切。
同じサイトの中にある「目指せ病理医!」というPDFの後ろについてる画像集もすごくよいです。テスト前に見てた。
「ルービン病理学」
ストーリーの部分を理解するのに教科書があると便利。
「ロビンス基礎病理学」 の方がメジャーなのかもしれませんが、私は「ルービン病理学」の方が読みやすくわかりやすい気がして、こっちを使っていました。でも分厚い(ロビンスも分厚い)。
- 作者: ラファエルルービン,デイヴィッド・S.ストレイヤー,Raphael Rubin,David S. Strayer,鈴木利光,中村栄男,深山正久,山川光徳,吉野正
- 出版社/メーカー: 西村書店
- 発売日: 2017/11/01
- メディア: 単行本
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「病理組織の見方と鑑別診断」
こっちは、画像理解のためのアトラス。
スケッチの時にあると便利ですが、上にあげたサイトでなんとかなるっちゃなる。買うなら教科書よりアトラス優先かなあとは思います。
「よくわかる病理学の基本としくみ」
私は使いませんでしたが、かんたん系教科書ではこれが人気でした。
図解入門よくわかる病理学の基本としくみ (メディカルサイエンスシリーズ)
- 作者: 田村浩一
- 出版社/メーカー: 秀和システム
- 発売日: 2010/12/24
- メディア: 単行本
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