メンタルの弱い人間が医師国家試験に挑むということ
約2年ぶりのブログです。ご無沙汰してます。久しぶりすぎてパスワードもアドレスも忘れててちょっと焦りました。
さて、無事、国家試験に合格することができました。
メンタルやわやわの私が医学部に入ってからここまでストレートでやってこれたの、我ながらすごいと思います。本当にすごい緊張感だった。よくがんばった自分。
医学部生活最後の2年、特に国試が視野に入ってきてから、辛かったのは勉強よりも人間関係でした。学年の雰囲気というか。
医学部でここまでやってこれるような人って、基本的にセルフコントロール能力めちゃ高だと思うんですよ。なのに卒試とか国試とかが見えてくるとピリピリするの。その影響を受けるのがきつかったです。
なので結局、大体一人で勉強してました。幸いなことに、勉強会グループのメンバーとは「普段は一人で勉強したいけど時々会いたい」という距離感を共有できました。この勉強会のメンバーには本当に感謝。
一回、いよいよしんどくなってかつての主治医のところにかけこんだことはありましたが、前みたいに寝込んだりはせずに済みました。*1
医学部を受験してる時に思い知った、「この勉強で本当に受かるのだろうか?」っていう不安が一番足をひっぱる件については、今回はあんまり問題にならなかったです。
今の国試対策は予備校の映像授業をみるのが当たり前になっていて、そのペースにのっかっていればいいので。予備校のおかげで学生の負荷は増えてるけど、ペース作ってもらえるのはありがたい。「これやっときゃ大丈夫」っていう安心感。*2
あと、「目標を完全には達成できなくても、そこそこできてれば満足する」というマインドは今回も大切でした。
大学受験の勉強もそうですけど、やり込もうと思えば無限にやり込める、しかし時間は限られてる。
今回も、時間と私のキャパシティのせいで、予備校のカリキュラムを全部はこなせませんでした。でも最低限のものはやったし、模試の結果もそんなに悪くないし、いけるだろ、って最後には開き直りましたわ。
MECの名物先生KSRが、全部パーフェクトにやって受かる人なんていない、みんな傷だらけの勝利だ、っていうのを強調してましたけど本当にそうだと思う。
結論、生きてます。