続・アラサー女と医学部再受験

文系・元うつ・宅浪→編入試験に合格しました。医学生やってます。→国家試験に合格しました。研修医やってます。

メンタルの弱い人間が医学部で学ぶということ・その後

去年の春休みに、うつヌケ医学生田中圭一先生リスペクト)の大学での過ごし方についての記事を書きましたが、あれから1年を過ごしてみて、今思うことを書いてみます。

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今年はCBTがあり、医学部6年間の間でも「まあ重ため」の年でした。たぶん(たぶん、というのは、先輩方のいう「あれ(ex. 解剖)乗り越えたらあとは楽になるよ〜」が期待してるほど信用できないため。ハードルはちょこちょこやってくる。まあでも次の大きなハードルが卒試・国試なのはおそらく間違いないです)。

加えて、CBT以外にも私生活でゴタつきがあり、あ、このままいくと再発するかもしれん、って時期がありました。


その超えちゃいけないラインを超えずにすんだのは、CBTが実はそれほど高くないハードルだったから、というのはたぶん大きい。

先輩からは「CBTはみんなビビるけどまあ通る試験だから気楽に受けていい」って聞いていて、私はその言葉を信じきれずにビビりまくってましたが、終わってみれば、気楽に受けても大丈夫な試験だったと思う。

しかし卒試・国試は未知数。国試なんて気楽に挑めばいいんだよ〜っていう人はみたことない。どうやったらこれらを無事に乗り切れるかは今後の課題です。

超えちゃいけないラインが見えたの、すっごく怖かったけど、次のハードルへの備え方を考える機会を得られた点ではよかったのかも。


バッドニュースはそれくらいにしてグッドニュースにうつりますと、授業以外の何かを楽しめる範囲でがんばる、というのを実行できています。前回「やることの幅を拡げたい」って書いてたやつ。何やってるかは内緒w

キャパシティを超えないように軌道に乗せるのに手間取ったところはありましたが、周囲の人に恵まれているのもあって、私としては満足度高くやれています。


で、学校での勉強も含めて、私に合ったがんばり方が見えてきたような気がします。

やりたいことを10としたら、8を目標としてやってみて、結果6〜7できていれば満足する、って感じです。

医学部って本当にすごい人が多くて、ついみんなと同じようにがんばりたい!と思っちゃいますがそこは我慢。

人によっては「なんて後ろ向きなんだ・・・」って感じるかもしれないですけど、これくらいが私の身の丈に合ってるんだと思う。

でも自分の世界を狭めたくないので、「10やりたい」とまず思ってみるようにはしてます。もし余力があったら次回やってみよう、ってできる。


という感じで、結果的には無事に過ごしてます!

OSCE対策、やったこと

CBTについて書いたので、OSCEについても書いておこうと思います。

CBTが座学の試験なら、OSCEは実技の試験です。要はお医者さんごっこ。

しかしこの二つをクリアしないとポリクリに行けません。


OSCE対策に使ったものは、

  • 学習・評価項目が載ってる冊子
  • 評価機構が作ってるDVD
  • 「診察と手技がみえる vol.1」

です。上二つは大学が用意してくれると思います。


「診察と手技がみえる」は、OSCEに通ることだけを考えたらたぶん必要ないです。こういう異常があるとこういう所見、っていうところまで書いてあるんですが、ポリクリ前のOSCEで評価されるポイントは、実際に所見をとることでなく、診察の仕方を知ってるかどうか、ですもん。

とはいえ、いちいち動画見てられない!って時とか、「なんでこういう動作になるの?」って疑問を持った時(特に神経診察)に便利でした。

診察と手技がみえる〈1〉

診察と手技がみえる〈1〉

 

 

以下、練習に際して、注意したほうがいいなあと思ったポイントを挙げます。

教わった内容は同級生と共有する

試験前の練習では、小グループにわかれて、それぞれ違う先生に教わります。つまり教わる内容がグループによって結構違う。

それに、正しく理解しないまま練習して、先生から直されもせず、間違ったことを覚えちゃったりするかもしれない。その辺を他のグループの人とチェックし合うのも重要だと思いました。

アウトプットも重視(特に神経診察)

学習・評価項目の冊子を見ながらそれに沿って、項目全部を一連の流れとして練習することになるのではないかと思うんですが、サンプル課題を見るとわかるように、本番は項目名のみでの出題です。

項目名と、実際にやることが正しく結びついてないと、本番で完全に的外れなことをやってしまう可能性があります。

なので、インプットが一通り済んだら、適当に項目を抜き出してサンプル課題の類題みたいなやつを作り、試験スタイルで練習するようにしました。これもよかったと思う。制限時間も意識できるようになりました。

 

ゴロ、セリフ、メモの取り方(医療面接)

聞くべき項目を網羅しなくてもよいとはいえ、実際にやってみると焦って質問が口から出てきません。いろいろ準備が必要。

ゴロ

症状に関する7項目「LQQTSFA」っていうのがあるんですが、この頭文字が覚えられねえ!子音多すぎ!と思い、私は「LIQOR AAA」っていうのを使いました。リカー、トリプルエー。覚えやすい。

L Location(部位)
I Intensity (強さ)
Q Quality (性状)
O Onset(発症機転・経過)
R Radiation(放散)
A Aggravating factors(増悪因子)
A Alleviating factors(寛解因子)
A Associated symptoms(随伴症状)

症状については最初にオープンに聞いた方がスムーズで、一通り話してもらった後に、もれはないかな?ってチェックに使う程度でした。放散とか使ってないですし。


これに加えて、症状以外の医学的情報、心理・社会的情報を聞くための「カキクケコサシスセソ」。

カ 家族歴
キ 既往歴
ク 薬
ケ 健診
コ 渡航
サ 酒・タバコ
シ 仕事・食事
ス 睡眠、ストレス
セ 生理
ソ その他(アレルギー、排泄、体重変化、ペットなど)

yaplog.jp

話の流れがブツ切れになる気がしたところは順番を入れかえたり、その他や思い出しにくいものは他のものにくっつけて聞いたりしました。仕事から睡眠、ストレスにつなげるとか、酒・タバコと食事、食欲、体重変化を続けて聞くとか。食事からアレルギーにつなげるとか。

聞きやすい流れで聞いた後、重大な聞きもらしはないかな?って振り返る時に使う感じ。OSCEでは最低限のことさえ聞けていればよくて、網羅する必要はないはずです。

検索して知ったゴロにケチつけるのも申し訳ないですし、あんまり大きな声で言うとじゃあお前作れって話になるんですが、聞くべき項目を網羅してて、順番も合ってて覚えやすいゴロがあったらいいんだけどなー。

セリフ

「性状」のようなテクニカルターム(?)は使わないようにしないといけないので、「どのような痛みですか?」など、質問項目それぞれに、1対1レベルでセリフを用意しておいた方がいいです。

そのまま口に出すのはちょっと、って言葉も同様に、排便についてなら「お通じはいかがですか?」とか。

同じことを聞いてるつもりでも、質問の仕方によって返ってくる言葉が違うってこともあり、質問の仕方は私たち学生が思ってる以上に重要なんだと思います。臨床の場面でも。

メモ

重大な聞きもらしが本当に怖く、メモの取り方は工夫しました。

聞かないといけないものが「症状」「症状以外の医学的情報」「心理・社会的情報」なので、紙を3つのエリアに区切って、それぞれ書く場所を決めておく。
症状については時系列を整理するために、数直線みたいに矢印を引いておきます(もちろん、この作業をするのは面接が始まってからですw)。

話を聞きながらメモを取り、3つのエリア全部がそれなりに埋まれば、おそらく大丈夫。

ただしメモは本当に適当でいいと思います。満遍なく聞けたかな〜ってチェックするくらいのつもり。このメモを何かに使うわけじゃないし。まとめのターンはあるけどざっくりでいいし。

それより患者さんとのコミュニケーションの方が大切かと。
練習の時、きれいにメモを取ることに集中しちゃって、あんまり患者さんの方見られてなかったね、って言われてる人もいました。

 

あと最後になりましたが体調管理!なんでいつも大きな試験は風邪が流行る冬にあるの!

CBT対策、実際にやったこと

今期、危うい瞬間もありましたが(主にメンタル)、無事春休みに入ることができました。

一般入試を受けられる方は二次目前ですね。悔いの残らない形で受験を終えられることを願っています。


さて、以前、CBTに向けてこういう勉強をするつもり、という記事を書いたので、その後どうなったのか振り返り記事も書いてみます。


勉強量は、少ない方だと思います。授業に出ずにCBTの勉強をしてた(らしい)人はかなりいたし、授業に来ててもQB解いてる人は多かった。私はわりと真面目に授業聞いちゃってました。

結果はあえてネットに上げるほどでもない、かといってネタになるほど下位でもない、いつも通りの感じ(結果を上げてる人って大抵すごい成績とってらっしゃるじゃないですか……)。なのであんまり参考にしていただける記事ではないかもしれません。

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3ヶ月でQBだいたい3周

計画の時点では「本番までの3ヶ月でQB3周」。実際は、本(紙ベース)で1〜2周、オンラインで1〜4周くらい。当時考えていた形ではなかったけど、ある程度達成はできたかなと思います。

授業の方のテストもあり、3ヶ月同じ密度で勉強してたわけではないです。

また、本番直前にダレたというか、モチベーションを保てず、勉強をほとんどしない日々が続いてしまいました。もう少し勉強期間は短めでもよかったかも。

ただその場合、CBTで燃え尽きてOSCEまで頑張れなかった可能性もあるので、結果オーライかな?とも思う。いずれにせよ、メンタルのコントロールは改めて考えなきゃいけない課題になりました。国試で事故るのは避けたい……。


本とオンラインを並行して進めました。本は臨床科目を中心に苦手意識のある分野だけ2周目をやり、オンラインは正解できなかった問題、自信のない問題を周回。よって問題によって解いた回数はまちまちです。

オンラインは本当に便利。隙間時間(それこそ電車の待ち時間とか)にも勉強できるの素晴らしいです。もはや隙間時間での勉強がメインだったと言っても過言ではない。

しかしオンラインはさくさく進められる代わりに解説が頭に残りにくく、本は解説が頭に残りやすい代わりにめちゃくちゃ時間がかかる。

本の1周目を終えるのが計画よりもだいぶ遅くなり、その差をオンラインで補ってた感じです。結局、その時その時で手に取りやすい方をやる感じでしたが、使い方に工夫の余地はあったと思います。特に本の1周目はもっと適当でいいからさくさく進めるべきだった。

QB、「病気がみえる」、「新発生学(Qシリーズ)」

計画の時点ではQB、「病気がみえる」、「人体の正常構造と機能」を考えてました。

実際はほぼQBメイン、「病気がみえる」はQBを解いててわかりにくいところがあったら読む、って感じでした。最初は「病気がみえる」は全巻通読しようと思ってましたがそんな余裕はなかった。


発生が文字通り意味不明だったので(編入で入ったせいで、基礎の基礎のところをスキップして来たからかも)、Qシリーズの発生のやつだけは買いました。通読するわけではなくて、わからないところを拾い読み。

発生、臓器別のところは「病気がみえる」でカバーされてる部分もあるんですけど、初期のところは上にあげた本にあんまりなくてね……。

新発生学 (Qシリーズ)

新発生学 (Qシリーズ)

 

 逆に、「人体の正常構造と機能」はほとんど使わず。そこまで戻ってる余裕はなかった。

苦手な生化学分野はQBの解説を信じるのと、ネットソース。それより臨床(vol.2と3)やらなきゃ!って感じだったので、基礎(vol.1)はわりと放置……。

「病気がみえる」が出てない臨床科目も、結局QBの解説頼みになっちゃったかな。


みんな言ってたけど、vol.4の4連問が曲者。

特に、優先順位の低い質問を選べ系のやつ。全部聞けばいいじゃん。でも選ばないといけないので試験として割り切って、攻略のために関連の低い(ってQBの解説が言ってる)ものをリスト化する、というのに一度着手しました。

結果、QBオンライン上での成績はかなり良くなったんですが、本番の成績はそれほどでもなく、他の分野と大差なかったので、あんまり意味なかったと思います。

素直に考えて解いて、それで落とす問題はみんな間違えるから成績に大きな影響はないわ、って捉える程度で十分だったかなあ。上位を狙うなら、4連問のクセの強さは攻略すべきポイントかもしれません。

 

vol.5は、最初は「そこまで手回らないよ〜」って人が多かったです。

が、直前期までにはかなりの人が持っており、早くから買っといた方が安心できると思います。1冊でさらっと全範囲の演習をできるので、仕上げのおさらいって意味でもいいと思う。


まとめノートは、4連問攻略のためのところと、何回も出てくるけど自分で整理してみないと覚えられないところに関してのみ作りました。マラリアの区別とか、酸塩基平衡とか。ノートといえるほどの量はないです。

 

結局予備校の講座とかは受講してません。QBでいっぱいいっぱいだったので、私にとっては正解だったと思う。そういえばQBオンラインで見られる動画も、結局見てない。

でも人によっては予備校の講座をとって模試も受け、こあかり(別の問題集)までやってたらしい。すごいな。

 

しかしこの辺の本を何冊も持ち歩くの、意外と腰にきます。CBTが終わって鞄が軽くなった時の開放感はすごかった。

学校でしか勉強しない、教材は全部学校に置いておく、とか決めたらよかったのかもしれないです。

こういう意味でも体力的に辛いものがあったので、体力に自信のない、あるいは若くない医学生は気をつけましょう。

模試(QBについてくるやつ)

試験の10日くらい前に解きました。順位は本番より少し高め。全員模試を受けるわけじゃないので、順位は参考程度かなー。

出来不出来の傾向が本番と似てました。模試で出来の悪い科目は本番もいまいちだった。受けてみる価値はあると思います。QB買ったらタダだし。

医学部のテスト勉強

先日イラ解(イラスト解剖学)について書いた時に、そういえば医学部に入ってからの具体的な勉強について何も触れてないなこのブログ、と思ったので、ニーズあるかわかりませんが、私のやってきたテスト勉強方法について書いてみます。

ちなみに成績はめちゃくちゃできる方ではないけど悪い方でもない、という感じです。真面目な部類に入ってるとは思います。理解に時間がかかるとも言う。

 

やること

  1. 授業に出る(少なくとも、レジュメは入手する)
  2. 過去問を3年分、卒試がある科目は卒試も1年分用意
  3. 過去問を解きながら、レジュメの該当箇所周辺をチェックする
  4. 理解できない項目は教科書もチェック、ネットも利用
  5. 覚えきれない項目はゴロを探す
  6. 優先順位の高い項目をおさらい:頻出箇所、出題予告のあった箇所
  7. 優先順位の低い項目もおさらい:レジュメ全体を見直す

あんまり勉強してないと思ってましたが、項目を立ててみると結構ありますね・・・。

情報通の人から、やばい科目(再試者多発、留年者発生)かどうかを聞いておくのも重要です。本当にやばいやつは待ってても噂が回ってきます。


授業に出る(少なくとも、レジュメは入手する)

授業のある期間に過去問が手に入るなら、授業を受けたら、その回の範囲から出ている問題は解いてしまう、というようにすると効率いいです。

問題を解きながら授業を受ける、というのもありかと思いますが、今まで出題されていない話を聞き逃す可能性があるので私はあまりやっていません。自分の勉強と、授業を聞くのを並行してしてできる人には可能だと思います。


過去問を3年分、卒試がある科目は卒試も1年分用意

最近はどこの大学も同じかと思いますが、過去問はネット上で共有されているので部活に入っていない編入生でも入手可能。それ以外の、プラスアルファの資料は各部活で受け継がれていたりしますが、大抵は過去問だけでいけます。

卒試が座学の試験と似た傾向の場合、参考程度に卒試も見ておきます。

印刷だけは早めにしておくといいです。試験前の慌ただしい時に印刷するのは意外とめんどくさい。私は春休みとか夏休みに次の学期の科目を印刷しまくってました。

 

過去問を解きながら、レジュメの該当箇所周辺をチェックする

解答がついていたとしても、必ずしも合っているとは限りません。先輩には悪いですが、年度によって解答のクオリティもまちまち。

なので解答を鵜呑みにせずレジュメで根拠を探すようにし、特に記述式の場合は、解答を読むだけではなくて自分なりの解答を作ります。解答を作る作業で、「あの話はそういうことだったのか!」ってなることも少なくない。


理解できない項目は教科書もチェック、ネットも利用

特に基礎科目は、話の枠組みを理解するのが重要なので、仕組みが理解できなかったら本を読みます。

ネットで画像検索するとわかりやすく図解してくれてる画像が見つかったりしてそれもよい。

でも文章はほんと玉石混交なのであんまり読みません。「信用できるサイトか?」って検討する時間ももったいない。*1
学会とか、ちゃんとしたサイトなら別です。ただし何をもってちゃんとしてるとするか、そのへんは個人の判断にお任せ。

それでも理解できないことは、深入りせずに後回し。ここで深入りするとドツボにはまって他の範囲が手薄になります。周囲の人に聞いてもわかってないことはだいたいみんなわかってない。*2

ここまでの過程で、何回も出題されている、重要なところはなんとなく覚えられます。


覚えきれない項目はゴロを探す

こないだも書きましたが、基礎なら解剖とか生化とか薬理とか、臨床科目になっても検査の基準値とか、脈絡ないけど覚えないといけないことがとても多いです。ゴロはとても有用。

 

優先順位の高い項目をおさらい:頻出箇所、出題予告のあった箇所

過去問を解く過程でレジュメを周回しているのでだいたい理解できるようになっていますが、直前に見る用も兼ねて、簡単なまとめを作ります。


優先順位の低い項目もおさらい:レジュメ全体を見直す

この段階でレジュメを見直してそれほど記憶にないところは、今まで出題されていなかったところ。よって(テストにとって)あまり重要ではなさそうなところですが、今年出題されないとも限らないので見ておきます。

その際、話の流れを意識して読み返すようにすると、今までより有機的に理解できる、ような気がする。これより前の段階では、重要そうなところを重点的に読み込んで、この段階で初めてレジュメを通読します。点と点が線でつながっていって、最終的に一本の線になる感じ(岡崎フラグメントっぽいなあと思っている)。

四つ目で後回しにしたところが残ってたら、それも再度チェック。1回目だとわからなかったことも、この段階だと理解できるようになっていたりします。それでもダメなら理解できている人を探して聞く。

 

やらないようにしてること

  1. 最初からじっくりレジュメを読み込む
  2. 教科書を最初のページから読み込む
  3. 最初からまとめを作る

勉強方法が合う合わないは人それぞれなので、ここに書いたことが自分には合ってる、って人もいると思います。

 

最初からじっくりレジュメを読み込む

インプット→アウトプットの順がいいとは思うんですが、最初から全部頭に入れよう、みたいな感じで意気込んでレジュメを読み込もうとしても、最初だと重要な箇所とそうでない箇所の違いがわからないし、ダレてきます。

授業には出てるので、テストまで間が空いてあまり覚えてなかったとしても、インプット1周目は済んでると考えて、過去問を解くことから始めるのが私には合ってるようです。

 

教科書を最初のページから読み込む

医学の勉強って考えると、ちゃんとした教科書を読み込むのはやった方がいいとは思う。が、そこまでの時間がないし、やっぱりダレる。

教科書を読み込む勉強はテスト勉強とは別枠でやることにして、テスト勉強を優先し、教科書はわかりにくい箇所だけ読むようにしてます。

 

最初からまとめを作る

一つ目と重なる部分もありますが、重要な部分とそうでない部分の区別がつかないうちにまとめを作ろうとしてもうまくまとまらないので、まとめは最後に作るようにしています。



他の人はどういう勉強をしてるんだろう?と思って再受験・編入で医学部に入った人のブログを拝見すると私と似たようなスタイルの人がいたり、現役で入った人はあまりそういうテーマで記事を書いていない印象ですが、CBTについての記事が「そこまでの短期決戦は私には無理だ・・・」という感じだったり、なんとなく傾向が見えて面白かったです。

私と似たスタイルで、私よりいい成績をとっていそうな人は、過去問の答えを作った後、暗記に力を入れていらっしゃるようなので、私に足りないのはそこなんだろうなあと思います。

*1:素人が適当なことをもっともらしく書いてるサイトが極めて邪魔・・・

*2:わかってないの私だけだ・・・って思うのをやめて、まあこんな難しいこときっとみんなだってわかってないわ、って思うようにしたら、あまり変なプレッシャーを感じなくなりました。本気でわからなかったら先生に聞けばいいし、学年が上がって違う角度から見るようになると理解できたりする。