メンタルの弱い人間が医学部で学ぶということ・その後
去年の春休みに、うつヌケ医学生(田中圭一先生リスペクト)の大学での過ごし方についての記事を書きましたが、あれから1年を過ごしてみて、今思うことを書いてみます。
今年はCBTがあり、医学部6年間の間でも「まあ重ため」の年でした。たぶん(たぶん、というのは、先輩方のいう「あれ(ex. 解剖)乗り越えたらあとは楽になるよ〜」が期待してるほど信用できないため。ハードルはちょこちょこやってくる。まあでも次の大きなハードルが卒試・国試なのはおそらく間違いないです)。
加えて、CBT以外にも私生活でゴタつきがあり、あ、このままいくと再発するかもしれん、って時期がありました。
その超えちゃいけないラインを超えずにすんだのは、CBTが実はそれほど高くないハードルだったから、というのはたぶん大きい。
先輩からは「CBTはみんなビビるけどまあ通る試験だから気楽に受けていい」って聞いていて、私はその言葉を信じきれずにビビりまくってましたが、終わってみれば、気楽に受けても大丈夫な試験だったと思う。
しかし卒試・国試は未知数。国試なんて気楽に挑めばいいんだよ〜っていう人はみたことない。どうやったらこれらを無事に乗り切れるかは今後の課題です。
超えちゃいけないラインが見えたの、すっごく怖かったけど、次のハードルへの備え方を考える機会を得られた点ではよかったのかも。
バッドニュースはそれくらいにしてグッドニュースにうつりますと、授業以外の何かを楽しめる範囲でがんばる、というのを実行できています。前回「やることの幅を拡げたい」って書いてたやつ。何やってるかは内緒w
キャパシティを超えないように軌道に乗せるのに手間取ったところはありましたが、周囲の人に恵まれているのもあって、私としては満足度高くやれています。
で、学校での勉強も含めて、私に合ったがんばり方が見えてきたような気がします。
やりたいことを10としたら、8を目標としてやってみて、結果6〜7できていれば満足する、って感じです。
医学部って本当にすごい人が多くて、ついみんなと同じようにがんばりたい!と思っちゃいますがそこは我慢。
人によっては「なんて後ろ向きなんだ・・・」って感じるかもしれないですけど、これくらいが私の身の丈に合ってるんだと思う。
でも自分の世界を狭めたくないので、「10やりたい」とまず思ってみるようにはしてます。もし余力があったら次回やってみよう、ってできる。
という感じで、結果的には無事に過ごしてます!