生化学、医学部に入ってから使った教科書
CBTをパスし、座学は一応終えたことになります。ほんの数年前まで「医学部受からん〜〜」ってやってたのに、時の流れは速いなあ(なんだかんだ、医学の勉強楽しいです。がんばれ受験生!!!)。
ここで一区切りということで、医学部に入ってから使った教科書もまとめてみようかなと思います。
最初は、私の一番苦手な生化学でございます。
生化学の授業は、全部ものすごいボリュームで、レジュメを追ってくのに精一杯、教科書を通して読む余裕なんてありませんでした。なのでここに挙げるのは主に辞書的に使ったやつです。
「イラストレイテッド ハーパー生化学」
生化学の教科書界の大御所「ハーパー生化学」をとっつきやすくしたやつ。特に、代謝経路がわからない!って時に引いてました。全部読むのは正直無理。
似たようなテイストの教科書として、リッピンコットを使ってる人もいました。たぶん図書館にはあると思うので、見比べてみるといいかも。
イラストレイテッド ハーパー・生化学 原書30版 (Lange Textbook シリーズ)
- 作者: 清水孝雄
- 出版社/メーカー: 丸善出版
- 発売日: 2016/12/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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そういえば、生化学の教科書を選ぶ時は「どういう分野の人に向けて書かれているか」を重視しろって言われました(化学とか、純粋な生物とか、医学とか、「生化学の教科書」はそれぞれの分野で出てるってことだと思います)。
医学生向けのやつかどうか、調べてから買ったほうが良さそうです。
「医学のための細胞生物学」
生化学が疾患と関連しだした頃に読んだ本。授業の内容を整理するのに便利でした。
生化学最初の一冊には向いてない本だと思います。
しかし生化学と分子生物学と細胞生物学の違いがよくわからない・・・。
ほんとは、教わる疾患は全部こういうレベルで理解したいよなあ。
「はじめの一歩の生化学・分子生物学」
生化学の授業が全部終わってから、同級生から教えてもらった本。なんだこれは、初学の時に知りたかった、と思いました。
編入の勉強をしてた時に、穴埋め式の本当に簡単な生化学のテキストを使っていたんですが、ああいうノリで、もうちょっとつっこんだ内容です。 あのテキストの代わりにこれ使えばよかったなと思う。
ハーパーもこれもそうなんですけど、実際に私がみたのは古い版なので、新しい版の評判はわかりません。すみません。
やっぱり、結局シンプル生化学は使わず。