組織学(ミクロ解剖)、医学部に入ってから使った教科書+α
発生学に引き続き、組織学も解剖の授業の一部でしか学んでおりません・・・。
でも、一番最初こそ本当に初めて学ぶ分野なので戸惑いましたが、あんまり苦労した印象はないです。病理(組織学の病気バージョンを病理学でやる)は楽しかったし、成績もそこそこよかった。
それぞれの染色法が何を染めてるかとかは、病理で使われるのと同じ手法なので、検索するといろいろ出てきます。ネット上の情報でそこそこなんとかなる。
まずはおすすめサイトを二つ紹介します。
人体組織学カラースライド・データベース 神戸大学附属図書館 デジタルアーカイブ
神戸大学の方はめちゃくちゃ詳しい。細胞のスケッチの時には、実習用のサイトだけあって、帝京大学のサイトが便利でした。
機能を中心とした図説組織学
予備校出身の人におすすめされたアトラス。
写真にアルファベットがのってて、ここがこれに相当する、というのがわかりやすいです。
どっちかというと教科書というよりアトラス的ポジションじゃないかと思いますが、アトラスにしては文章での説明も多め。
コンパクトなわりに「そんな組織まで載せてある!?」っていうのもあったりする。
- 作者: バーバラヤング,アランスティーブンス,ジョン・W.ヒース,ジェームス・S.ローエ,Barbara Young,John W. Heath,Alan Stevens,James S. Lowe,澤田元,依藤宏,大野伸一,佐々木克典
- 出版社/メーカー: 医学書院
- 発売日: 2009/04/01
- メディア: 大型本
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標準組織学総論
買った人は多いみたいだけど、テストに通るだけだったらここまでのものはいらないのではないかと思います。
標準組織学は総論と各論の2冊が出ていて、スケッチをする時に便利なのは各論の方。
とはいえ、スケッチ用の教科書としては優先順位は低いかなあと思います。
スケッチの時は主にHE染色されたものを光顕でみるんですが、各論には電顕画像とかも載ってるので。