やりきれない日記
最近のやりきれなさに乗じてやりきれない日記を書きます(あ、でも結果が出てるテストは全部通ってます!(`・∀・´)エッヘン!!)。
オチも特にないです。
バーキットリンパ腫になっちゃった女の子の書き込みのまとめを読みまして。
彼女は治療がうまくいって普通の暮らしができるようになるんですが、一緒に闘病してた人が亡くなった時の感想がやりきれないんですよ。
嘘だ。
同じ病気で、同じように先生の治療を受けて
同じように過ごしていたのに、同じ食べ物を食べていたのに
嘘だ。絶対に嘘だと思った。
同じ病気だったのに薬が効くか効かないか、治るか治らないか。
医学的にはたぶん、遺伝子の変異が薬の効くタイプだったとか、彼女の例とは違うけど、外科的に腫瘍が取りやすい位置だったから摘出できた、みたいに説明はつくと思うんです。
でも患者さんからしたら、そんな変異のタイプとか腫瘍の場所とか関係なくて、治るか治らないかってもはや運みたいなものですよね(たばこが関わるがんとかはちょっと話が違うと思いますが)。
私は今のところ、将来は臨床に進みたいと思っているんですけど、そういう、「運が悪かったからあなたの病気は治りません。対症療法しかできません」っていう場面に出くわすことが絶対ある。
考えただけで、本当にやるせないです。
救いとしては、私の知ってる人の中からも研究医になる人が出てくると思うので、その人たちが治らない病気を治る病気にしてくれるであろうことかなあ。
でも研究医だって、今目の前にいる患者さんの命は救えない。
私が追求したいのは、ざっくりまとめちゃえば患者さんの満足度の高い医療ってことになるのでしょうか。なんか違う気もするけど。
このへん、医学だけでは答えの出ない問題だし、だからこそ他の分野から来た人間に期待されてることの一つでもあるのかなーとは思うのですが。難しいわ。うーん。